一人ひとりの「存在意義(いのち)」が
豊かに溢れて循環する人、組織、社会を目ざして
心理学ベースのオーガニックシステムアプローチ
System Awareness
組織開発ファシリテーション
個々の課題は都度対処して解決したように見えるけれど、手を変え品を変え同じようなことが繰り返し起こる。
組織の方々からよく耳にする言葉です。
個々の課題に対処することは重要ですが、それだけで解決しないのは、目にみえていない課題が組織の生態系とでもいうべきシステムの中に埋もれていることに起因しています。
システムアウェアネスでは、まず、組織の存在意義やありたい姿(to be)との関係性の中で現状(as is)を見ることから課題に取り組みます。これにより目の前の課題をより広い視点から捉えることができます。
次に、心理学ベースの特性を活かした手法を使って、システム思考でいうできごとの背後にあるパターンや構造、無意識の前提と感情や違和感、腑に落ち感などの感覚を含めて向き合います。
対応例
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理念や戦略が形骸化して浸透しない
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人材が定着しない
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人材開発の成果が現場に生きない
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モチベーションの低下
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制度が現場で機能しない
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チームが多様すぎてばらばら
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リーダーシップが機能できない環境
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声の大きい人に流される
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部署内、部署間コミュニケーションがうまくいかない
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失敗が隠蔽されてしまう
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組織の成長フェイズなのに人がついてこない
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中核となる部門がうまく機能しない
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部下から創造的な意見が出てこない
など
組織文化+システムアウェアネス
システムアウェアネスの組織開発ファシリテーションに、ホフステードモデルに基づく組織文化診断を加えたサービスです。ピーター・ドラッガーは「文化は戦略を朝食に食べる」と言ったそうです。組織文化が与える影響が大きいことを知っている経営者は多いけれど、対処できている組織は少ないと言われています。
システムアウェアネスでは、、必要に応じてホフステードの組織文化診断を用い、to beとas isを科学的に見える化した上で、次のステップに進みます。
ホフステードの組織文化診断の特徴
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組織の文化を「その組織のしたいことを実現する環境」と定義し、
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組織メンバーの人同士の関わり方
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仕事との関わり方
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ステークホルダーとの関わり方を軸にした6次元で診断します。
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組織のありたい姿(to be)と現状( as is)のギャップを定量化して科学的に分析していながら、ものごとをシステムとして捉えるために必要な非線形的な解釈がなされており、どこにシステム的な課題があるのかを定量データを元に導き出してくれます。
* ホフステードモデルの組織文化診断の著作権は一社)CQラボとConscious Performance GmbH.に属します。
ホフステードの組織文化診断とシステムアウェアネスの組織開発ファシリテーションを組み合わせると、
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客観データも取り入れた課題設定が可能になる
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課題認識を周知する際の説得力があがる
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次元軸を使った変革の方向性の共有が可能になる
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組織文化変容の定点観測が可能になる
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科学的なデータに基づいたto beとas isの可視化により、システムのアウェアネスが高まる
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戦略を妨げることなく、組織のしたいことが実現できる文化の醸成に向けて共通認識を持ちやすくなる
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思考的な理解と体験的な理解をよりバランスよく活用した方向性や解決策が生成される
などの効果が加わります。
エグゼクティブコーチング
組織のトップマネジメントの方々には、経営視点に立ち、より俯瞰的多角的な視点から全体を把握し、その組織がしたいことの実現に向けて、リーダーとして行動することが求められます。
しかし、どんなにそのことがわかっていても、難しい課題の前で行き詰まったり、よかれと思って打った施策がうまく機能しなかったり、自分を傍において動かなければならなかったりと言ったことが起きるのは、大きな責任を負う立場では、むしろ普通のことです。
そんなときに、立ち止まって振り返ったり俯瞰を取り戻したりしながら、ご自分にとっても組織にとっても望ましい在り方や行動を見つけていく道にお供させていただいています。
システムアウェアネスのエグゼクティブコーチングの特徴
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そのリーダーの方の、個人としての存在意義が組織のありたい姿に向けてどのように発揮されていくことが、個人にとっても組織にとっても望ましいのかという視点を基本にします。
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システムアウェアネスの視点を使うと、課題に向き合うとき、個人、二者関係、組織に共通する相似的な構造をみつけることができます。
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相似的な構造を見つけて転換点にアプローチすることで、リーダー個人と組織がともによりよい方向にむけて、より生き生きと転換していくことをサポートします。
組織伴走支援
組織は生き物で、常に変化しています。ある時は安定的な表情を見せるかと思えば、思いがけないところにシステムの歪みが現れたり、また、よくない兆しに思えたものが、実は組織が次のフェイズに成長するために必要なことであったり。そんな組織が全体のシステムがありたい姿に向かうために、経営チームとともにタイミングを見極めながら、必要な介入を行います。
伴走例:
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事業拡大等による組織改変の前後
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トップダウン型の組織から自立分散型組織への移行期
など